巻神流 【落下傘作業】
- 2016/10/06
- 02:53
取材日 平成28年10月2日
今日も「朝6時集合」と言われた気がしますが、それはきっと気のせいだとスキップしながら、定刻の13時に作業場に到着。
おじゃましま~す。
ε=ε=ε=(┌ ^ω^)┘シュタシュタシュタ
作業場に入るなり、なにやら異様な空気が。




本日の作業場は、とある古民家で行われました。
聞いた話ですと、扇風機は戦前のものだそうです......。Σ(゚д゚;)ドヒャー
そんなこんなで落下傘作業はすでに開始しておりました。
まずはこちら!!
大落下傘!!
キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

このように中心で紐を持つ人が、一人ずつ順番に紐を渡し

ひとりずつ、ていねいに結びます。

巻神流は「もやい結び」という、一度見ただけでは覚えられない難しい結び方をしています。
ちなみにこちらの紐は、「リリアン」という遊びで使われるのと同じ紐だそうです。

結び終わったら、このように中心部に紐を通し

扇状にしてから畳んでいきます。

ひもを中に入れて

畳む

同じく中に入れて

また畳む

そして慎重に空気を抜きながら、これを、( ノ゚Д゚)

こうして、( `・∀・´)ノ

こうじゃ。∠( ゚д゚)/

はい、完成。とても綺麗に畳まれました。

ちなみに、小落下傘も紐が通された後に、丁寧に畳まれましたよ。( `・∀・´)ノ


さてここで、ついに出ました!
巻神流の目玉といっても過言ではない!
パラグライダーの登場です!!

キタ━━━( ゚ω゚ )━━━!!!!
以前にも書きましたが、巻神流は27ある流派の中でも唯一「長方形の落下傘(パラグライダー)」を使用しています。
人が実際に使っている形で使用するのは巻神流だけです。
ちなみに龍勢に使っている大きさは、人が実際に吊られて飛び立っているパラグライダーの、約半分の大きさだそうです。
そして落下傘とは大きく異なるのがこの形状。

風がいっぱい入るように、且つパラグライダーで火薬筒を吊るすので、かなりの強化がされています。

これもさきほどの落下傘と同じように、小さく畳んでいきます。


できるだけ空気を抜いて


小さくまとめて

ロールキャベツの完成です!( `・∀・´)ノ ←違います

前半で作業したカラフルな落下傘とパラグライダーは、巻神流の一本目の、新井選手の打ち上げに使われます。
天空でどんな風に広がるのかとても楽しみです。
そしてお次は、二本目のこれです!
そうです!
「超平和バスターズ」の落下傘です!!

( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ

これも丁寧に、且つ慎重に紐を通した後、

小さく畳まれました。(ロールキャベツその3

そして同じく、超平和バスターズの打ち上げで使われる、「野巻」マークのパラグライダーの登場です!!
( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ

こちらも空気を抜いて、丁寧に畳んでいきます。


はい、完成です!(ロールキャベツその4

ちなみにこのパラグライダーですが、ちゃんと普通のパラグライダーに使われるのと同じ、ひもと金具を使っております。

ここでおさらい。
落下傘は矢柄を吊るすのに使われ、
パラグライダーは火薬筒を吊るすのに使われます。
これを知っているだけでも、龍勢の打ち上げを楽しむことができます。ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ
龍勢は本当に奥深いです。
ちなみに一本目と二本目に使う落下傘の紐の色で、それぞれに合わせた異なるカラーをチョイスをしてくださった、巻神流の皆さんのお心遣いに感謝です。ありがとうございます。
そして次は場所を移動して、荷付け前の矢柄の調整作業です。
ε=ε=ε=(┌ ^ω^)┘シュタシュタシュタ
約18mの長さの矢柄に

テープで目印を付けた後、電動ドリルで穴をあけ


針金を通し

このように結んで、けむり玉を固定する場所を作ります。

けむり玉というのは筒状のもので、打ち上がった時に「プシュー」と出る煙幕です。
龍勢の打ち上げを生で見たことがある方には、おなじみの光景だと思います。
針金で固定するのは、打ち上がった時に燃え尽きてもけむり玉がずっと残るようにする為だそうです。
ちなみに、噴射口に近いワイヤーだけ、このように銀の板状のものを巻きつけて、熱から守ります。

火薬筒を載せる場所には、そのまま載せると筒と竹が平行にとりつかないため、このようにノミで削り

あらゆる角度から、ちゃんと平行になっているか模型の筒で確認し、

矢柄の先の部分も補強して、

すべての作業が終わった頃には、19時をまわっていました。

皆さん遅くまで本当にお疲れ様でした。(ヽ´ω`)グッタリ
さあ、これで祭りまでいよいよ一週間を切りました。
あとの作業は、落下傘や火薬筒などを取り付ける「荷付け作業」を残すのみとなりました。
これで密着取材が終わってしまうのかと思うと少し寂しいですが、最後の最後までしっかり見届けさせていただきます。(`・ω・´)ゞ

文・写真/にゃーす
今日も「朝6時集合」と言われた気がしますが、それはきっと気のせいだとスキップしながら、定刻の13時に作業場に到着。
おじゃましま~す。
ε=ε=ε=(┌ ^ω^)┘シュタシュタシュタ
作業場に入るなり、なにやら異様な空気が。




本日の作業場は、とある古民家で行われました。
聞いた話ですと、扇風機は戦前のものだそうです......。Σ(゚д゚;)ドヒャー
そんなこんなで落下傘作業はすでに開始しておりました。
まずはこちら!!
大落下傘!!
キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

このように中心で紐を持つ人が、一人ずつ順番に紐を渡し

ひとりずつ、ていねいに結びます。

巻神流は「もやい結び」という、一度見ただけでは覚えられない難しい結び方をしています。
ちなみにこちらの紐は、「リリアン」という遊びで使われるのと同じ紐だそうです。

結び終わったら、このように中心部に紐を通し

扇状にしてから畳んでいきます。

ひもを中に入れて

畳む

同じく中に入れて

また畳む

そして慎重に空気を抜きながら、これを、( ノ゚Д゚)

こうして、( `・∀・´)ノ

こうじゃ。∠( ゚д゚)/

はい、完成。とても綺麗に畳まれました。

ちなみに、小落下傘も紐が通された後に、丁寧に畳まれましたよ。( `・∀・´)ノ


さてここで、ついに出ました!
巻神流の目玉といっても過言ではない!
パラグライダーの登場です!!

キタ━━━( ゚ω゚ )━━━!!!!
以前にも書きましたが、巻神流は27ある流派の中でも唯一「長方形の落下傘(パラグライダー)」を使用しています。
人が実際に使っている形で使用するのは巻神流だけです。
ちなみに龍勢に使っている大きさは、人が実際に吊られて飛び立っているパラグライダーの、約半分の大きさだそうです。
そして落下傘とは大きく異なるのがこの形状。

風がいっぱい入るように、且つパラグライダーで火薬筒を吊るすので、かなりの強化がされています。

これもさきほどの落下傘と同じように、小さく畳んでいきます。


できるだけ空気を抜いて


小さくまとめて

ロールキャベツの完成です!( `・∀・´)ノ ←違います

前半で作業したカラフルな落下傘とパラグライダーは、巻神流の一本目の、新井選手の打ち上げに使われます。
天空でどんな風に広がるのかとても楽しみです。
そしてお次は、二本目のこれです!
そうです!
「超平和バスターズ」の落下傘です!!

( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ

これも丁寧に、且つ慎重に紐を通した後、

小さく畳まれました。(ロールキャベツその3

そして同じく、超平和バスターズの打ち上げで使われる、「野巻」マークのパラグライダーの登場です!!
( ゚Д゚ノノ"☆パチパチパチパチ

こちらも空気を抜いて、丁寧に畳んでいきます。


はい、完成です!(ロールキャベツその4

ちなみにこのパラグライダーですが、ちゃんと普通のパラグライダーに使われるのと同じ、ひもと金具を使っております。

ここでおさらい。
落下傘は矢柄を吊るすのに使われ、
パラグライダーは火薬筒を吊るすのに使われます。
これを知っているだけでも、龍勢の打ち上げを楽しむことができます。ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ
龍勢は本当に奥深いです。
ちなみに一本目と二本目に使う落下傘の紐の色で、それぞれに合わせた異なるカラーをチョイスをしてくださった、巻神流の皆さんのお心遣いに感謝です。ありがとうございます。
そして次は場所を移動して、荷付け前の矢柄の調整作業です。
ε=ε=ε=(┌ ^ω^)┘シュタシュタシュタ
約18mの長さの矢柄に

テープで目印を付けた後、電動ドリルで穴をあけ


針金を通し

このように結んで、けむり玉を固定する場所を作ります。

けむり玉というのは筒状のもので、打ち上がった時に「プシュー」と出る煙幕です。
龍勢の打ち上げを生で見たことがある方には、おなじみの光景だと思います。
針金で固定するのは、打ち上がった時に燃え尽きてもけむり玉がずっと残るようにする為だそうです。
ちなみに、噴射口に近いワイヤーだけ、このように銀の板状のものを巻きつけて、熱から守ります。

火薬筒を載せる場所には、そのまま載せると筒と竹が平行にとりつかないため、このようにノミで削り

あらゆる角度から、ちゃんと平行になっているか模型の筒で確認し、

矢柄の先の部分も補強して、

すべての作業が終わった頃には、19時をまわっていました。

皆さん遅くまで本当にお疲れ様でした。(ヽ´ω`)グッタリ
さあ、これで祭りまでいよいよ一週間を切りました。
あとの作業は、落下傘や火薬筒などを取り付ける「荷付け作業」を残すのみとなりました。
これで密着取材が終わってしまうのかと思うと少し寂しいですが、最後の最後までしっかり見届けさせていただきます。(`・ω・´)ゞ

文・写真/にゃーす
スポンサーサイト