平成28年 椋神社例大祭 龍勢祭 -其の壱: 発射櫓 お清め ・ 火取り式-
- 2016/10/14
- 00:12
平成28年10月9日 日曜日
今年もこの日がやってまいりました。
埼玉県は秩父吉田にて開催される「椋神社例大祭 龍勢祭」
見どころが多く伝えたいこともたくさんある龍勢祭。
今回は記事を複数に分けて掲載していこうと思います。
この記事では、龍勢の打ち上げが始まる前の、発射櫓で行われる「お清め」と、椋神社で行われる「火取り式」の二つの儀式を紹介したいと思います。
朝5:45
龍勢祭当日の朝はとても早いです。
![DSC_0011-3[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013222137416.jpg)
![DSC_0017-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132221354a1.jpg)
今回、新しく建て直された発射櫓
![DSC_1729-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013222135d25.jpg)
この新しい発射櫓から、今年はどんな龍勢が打ち上がるのか、今からとても楽しみです。
新しい櫓。構造的には前回と同じで、それぞれの木材がしっかりと組まれております。
![DSC_1749[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132221330d6.jpg)
発射櫓からの景色
![DSC_0014-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013222136f60.jpg)
高さ25メートル。一般的なビルの8階相当の高さになります。
足場も狭いため、高い場所が苦手な人は大変かもしれません(汗
![DSC_1759-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013223649bc1.jpg)
祭の一番最初の儀式として、龍勢保存会の方々が米と酒を手に発射櫓の「お清め」を行います。
![DSC_1737-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/2016101322213400f.jpg)
四つの角にそれぞれ米、酒を供えまして、手を合わせます。
そして、最後は皆で手を合わせ、一礼し、祭の無事を祈願します。
![DSC_1770-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132236481e7.jpg)
今年は新しくなった櫓で迎える最初の龍勢祭ということで、儀式や祈願もより特別なものとなったのではと思います。
櫓の下に降りて、櫓の足元にも同じように米と酒を供えます。
![DSC_1783[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/2016101322364790a.jpg)
そして、皆で一礼。
![DSC_1810-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132308370c4.jpg)
こうして「櫓お清め」の儀式は終わりました。
6:15
龍勢保存会の皆さんが集まりまして記念撮影を行いました。
![DSC_1833-3[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013230836b1f.jpg)
カメラを構えていらっしゃいますのは、龍勢と龍勢師の撮影を長年されてきているミッキーさんです。
保存会の皆さんもミッキーさんも和気あいあいと、とても楽しそうな雰囲気です。
私も一枚撮らせていただきました。
![DSC_1844-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/2016101323083528d.jpg)
皆さんとてもかっこいいです!
7:00
この時刻になりますと、椋神社にて「火取り式」が始まります。
ここでは、龍勢に点火するための火を、式の名前のごとく「取る」わけです。
椋神社の中は各流派の「幣(ぬさ)」がたくさん置かれていました。
![DSC_1884[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013231935843.jpg)
巻神流 超平和バスターズ龍勢の幣を発見!
![DSC_1878[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132319347ce.jpg)
火取り式の後に使用する旗
![DSC_1881[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013231936427.jpg)
神主さんがいらっしゃり、儀式が始まります。
![DSC_1891[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132319348f0.jpg)
![DSC_1903[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013231931f15.jpg)
お祓いが終わりまして、火をおこすための道具が並べられました。
そして、火打ち石で火をおこします。
![DSC_1913[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013231930930.jpg)
![DSC_1925[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013233005d3f.jpg)
![DSC_1937[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013233004810.jpg)
見づらいですが、火花が散ってるのが分かりますでしょうか?(汗
実はなかなか火がつかなくて大変だったのですが(汗 何度も石を打ち、なんとか火を起こすことができました。
![DSC_1952[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013233004395.jpg)
火を小さいランプのようなものに移し替え、そして木箱に納めます。
![DSC_1957[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013233003107.jpg)
無事、今年の龍勢祭で使う火を取ることができました。
火取り式が行われている中、外では各流派がお参りにきていました。
![DSC_1969-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013234144d2f.jpg)
この頃に、雨が強く降り出してしまいました…。
こちらの神輿に先ほど取った火を納めます。
![DSC_1980-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013235023fb0.jpg)
![DSC_2001-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132341436ad.jpg)
![DSC_2003[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013234140640.jpg)
火を神輿に入れたら、発射櫓まで神輿を担いで練り歩きます!
![DSC_2020[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132341390eb.jpg)
降る雨なんてなんのその。わっしょい!わっしょい!
![DSC_2039-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132341383f5.jpg)
こうして、椋神社で取った火は無事に発射櫓まで届けられました。
![DSC_2086-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013234137d31.jpg)
無情にも祭会場に降り始めてしまった雨
「ぜったい晴れて欲しい」と2つ付けられたてるてる坊主の願いは、はたして、空に届くのか!?
![DSC_1871-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013235853d41.jpg)
次回に続く!
写真・文 しん(龍勢サポーターズ)
今年もこの日がやってまいりました。
埼玉県は秩父吉田にて開催される「椋神社例大祭 龍勢祭」
見どころが多く伝えたいこともたくさんある龍勢祭。
今回は記事を複数に分けて掲載していこうと思います。
この記事では、龍勢の打ち上げが始まる前の、発射櫓で行われる「お清め」と、椋神社で行われる「火取り式」の二つの儀式を紹介したいと思います。
朝5:45
龍勢祭当日の朝はとても早いです。
![DSC_0011-3[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013222137416.jpg)
![DSC_0017-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132221354a1.jpg)
今回、新しく建て直された発射櫓
![DSC_1729-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013222135d25.jpg)
この新しい発射櫓から、今年はどんな龍勢が打ち上がるのか、今からとても楽しみです。
新しい櫓。構造的には前回と同じで、それぞれの木材がしっかりと組まれております。
![DSC_1749[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132221330d6.jpg)
発射櫓からの景色
![DSC_0014-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013222136f60.jpg)
高さ25メートル。一般的なビルの8階相当の高さになります。
足場も狭いため、高い場所が苦手な人は大変かもしれません(汗
![DSC_1759-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013223649bc1.jpg)
祭の一番最初の儀式として、龍勢保存会の方々が米と酒を手に発射櫓の「お清め」を行います。
![DSC_1737-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/2016101322213400f.jpg)
四つの角にそれぞれ米、酒を供えまして、手を合わせます。
そして、最後は皆で手を合わせ、一礼し、祭の無事を祈願します。
![DSC_1770-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132236481e7.jpg)
今年は新しくなった櫓で迎える最初の龍勢祭ということで、儀式や祈願もより特別なものとなったのではと思います。
櫓の下に降りて、櫓の足元にも同じように米と酒を供えます。
![DSC_1783[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/2016101322364790a.jpg)
そして、皆で一礼。
![DSC_1810-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132308370c4.jpg)
こうして「櫓お清め」の儀式は終わりました。
6:15
龍勢保存会の皆さんが集まりまして記念撮影を行いました。
![DSC_1833-3[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013230836b1f.jpg)
カメラを構えていらっしゃいますのは、龍勢と龍勢師の撮影を長年されてきているミッキーさんです。
保存会の皆さんもミッキーさんも和気あいあいと、とても楽しそうな雰囲気です。
私も一枚撮らせていただきました。
![DSC_1844-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/2016101323083528d.jpg)
皆さんとてもかっこいいです!
7:00
この時刻になりますと、椋神社にて「火取り式」が始まります。
ここでは、龍勢に点火するための火を、式の名前のごとく「取る」わけです。
椋神社の中は各流派の「幣(ぬさ)」がたくさん置かれていました。
![DSC_1884[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013231935843.jpg)
巻神流 超平和バスターズ龍勢の幣を発見!
![DSC_1878[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132319347ce.jpg)
火取り式の後に使用する旗
![DSC_1881[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013231936427.jpg)
神主さんがいらっしゃり、儀式が始まります。
![DSC_1891[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132319348f0.jpg)
![DSC_1903[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013231931f15.jpg)
お祓いが終わりまして、火をおこすための道具が並べられました。
そして、火打ち石で火をおこします。
![DSC_1913[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013231930930.jpg)
![DSC_1925[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013233005d3f.jpg)
![DSC_1937[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013233004810.jpg)
見づらいですが、火花が散ってるのが分かりますでしょうか?(汗
実はなかなか火がつかなくて大変だったのですが(汗 何度も石を打ち、なんとか火を起こすことができました。
![DSC_1952[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013233004395.jpg)
火を小さいランプのようなものに移し替え、そして木箱に納めます。
![DSC_1957[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013233003107.jpg)
無事、今年の龍勢祭で使う火を取ることができました。
火取り式が行われている中、外では各流派がお参りにきていました。
![DSC_1969-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013234144d2f.jpg)
この頃に、雨が強く降り出してしまいました…。
こちらの神輿に先ほど取った火を納めます。
![DSC_1980-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013235023fb0.jpg)
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![DSC_2003[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013234140640.jpg)
火を神輿に入れたら、発射櫓まで神輿を担いで練り歩きます!
![DSC_2020[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132341390eb.jpg)
降る雨なんてなんのその。わっしょい!わっしょい!
![DSC_2039-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/201610132341383f5.jpg)
こうして、椋神社で取った火は無事に発射櫓まで届けられました。
![DSC_2086-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013234137d31.jpg)
無情にも祭会場に降り始めてしまった雨
「ぜったい晴れて欲しい」と2つ付けられたてるてる坊主の願いは、はたして、空に届くのか!?
![DSC_1871-2[1]](http://blog-imgs-94.fc2.com/y/o/s/yoshidaryusei/20161013235853d41.jpg)
次回に続く!
写真・文 しん(龍勢サポーターズ)
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