第52回通常総会、2017年度予算案承認
- 2017/05/22
- 00:58
第52回通常総会、2017年度予算案承認
21日夕、秩父市下吉田のホテル「バイエル」で、吉田龍勢保存会の第52回通常総会があり、各流派棟梁ら保存会員約100人が集まり、今年度の予算案など計4議案が可決されました。
2016年度の収支決算は桟敷席やカレンダー売り上げの事業収入、祭り会場などの整備費などの支出。差し引き残高が次年度へ繰り越しされることを含めた決算案は全会一致で承認されました。
また16年度にあった事業と会務の報告、17年度予算案、今年度の事業計画案も提案され可決、承認されました。
新井徳弘会長は総会で、今年も龍勢を製造する上で安全管理を徹底するほか、各流派で後継者の育成が進むよう協力を求めました。
その後、懇親会が同ホテルであり、各流派や保存会の関係者ら約100人が、龍勢造りの工夫や苦労についてお酒を酌み交わし、意見交換しました。
椋神社の薗田稔宮司は「まつりで吉田の町おこしが進むよう、椋神社も龍勢まつりにふさわしい形に近づけていきたい」とあいさつ。
文化財保護審議委員長の高橋信一郎氏は「祭りの文化財指定に向けた調査が進んでいる。そのためにも事故がないようにお願いしたい」と「椋神社の龍勢」が国無形民俗文化財へ指定され、今年も無事、祭りが実施されることへ期待を寄せました。
乾杯のあいさつで、松沢一雄市議会議長は「龍勢まつりで市内に観光客が集まり地域活性化が図られることは議会としても大いに望むところ。国指定の文化財になる方向へ支援したい」と祭りに協力する考えを述べたました。
今年の龍勢まつりは10月8日。例年以上に盛り上がり、「国レベル」の祭りとして開かれるといいですね~
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