美峯雲流 ~落下傘作業~
- 2017/09/13
- 23:33
取材日:9月10日
今回は美峯雲流さんへお邪魔してきました。
まるで8月に戻ったかのような残暑が厳しい日でしたが、南新集会所で落下傘の作業をしていました。
中では棟梁が見守る中、皆さんが作業に集中しておられました。
濱田棟梁は美峯雲流の初代棟梁でもあります。
もともと万場沢耕地の有志が五区若連として龍勢を奉納していましたが、そこから青雲流へと名前を変え、その青雲流さんから分かれて、今の美峯雲流になったとの事です。
名前の由来ですが、秩父の山の美しさにちなんで「美峯」と名付けたそうです。
そんな美峯雲流さんは現在の会員数が14名と決して多くありませんが、新しく若い人が入ったりと、今後に期待の流派さんです。
さて、作業の様子を見てみましょう。
棟梁とポテくまくんが見守る中、皆さんが作業に集ちゅ・・・
って(@ ̄□ ̄@;)!!
ポテくまくん三兄弟!?
一番大きいのはぬいぐるみ、中くらいのは紙粘土で出来ています。
(一番小さいのは確認し忘れました(;´・ω・))
法被も美峯雲流の法被をちゃんと着ています!
小さい方は紙粘土の法被!?模様まで完全再現・・・(;゚д゚)スゴイ
このポテくまくんを作ったのはこの方。
職業が洋裁関係とかではなく、趣味の域でやられてるそうです。
是非、吉田龍勢保存会マスコットキャラクター「きーちゃん」のぬいぐるみも作ってください!!
・・・話が逸れました(;^_^A
各々が紐付けをしたり、字を書き入れていたりと真剣に作業を行っています。
これが美峯雲流さんの大落下傘!
直径6mにもなります。
今年から中心に穴を開けるようになりました。
また色がピンクなのは流派の伝統なのだそうですよ。
こちらは奉納者を名入れした6mの長旗です。
毎年、奉納者の名前に合わせて作っているそうです。
色は奉納者さんによって変えたりしているみたいです。
ちなみに、落下傘や長旗の文字、
これ下書きとかしないで「フリーハンド」で書いてます!
それでこの上手さ!凄い!Σ(・ω・ノ)ノ!
大落下傘に長旗に加えて小落下傘3つを背負い物として載せます。
これはパラグライダーの素材を使用しています。
大落下傘にも使いたいけど、お値段が・・・との事でした(^^;)
美峯雲流さんは27番 16:00の打ち上げとなります。
遅めの打ち上げなので光り物を多くすることを意識し、
さらには今年初挑戦の仕掛けも用意してあるとの事!
今年の美峯雲流からは目が離せない!?(`・ω・´)
お忙しい中お時間を頂きありがとうございました!
見事な龍勢を期待しています!
文・写真 : けんも
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