上の原会に行ってきました
- 2018/04/09
- 22:07
4月8日(日)、上の原集落センターで行われた上の原会にお誘い頂き参加してきました!
上の原会とは……
浅間雲流・青雲流・籐舞流・美峯雲流の4流派が龍勢について語り合い親睦を深めるために開いている集まりのことです。
保存会会長の挨拶が始まり、皆さんの視線は一点に集まります。
賑やかな雰囲気の中であっても、龍勢の話が始まれば龍勢師としてピシッとした姿勢になるのです。
乾杯の合図で、皆さん和やかな雰囲気の中で歓談しています。
流派ごとに座っていたので、ご挨拶に伺うと……
皆さんとても優しい方々で、お名前だけでなく愛称まで教えて下さりました!
普段お目にかかる機会が少なかったのですが、龍勢師さんの中には20~30代の若手の方もいらっしゃいます。
長い歴史を継承していくためには、後継者を育てていくことも大事な役割だと教えて下さりました。
秩父夜祭がユネスコ無形文化遺産登録を受けたこと、そして吉田龍勢祭が国の重要無形民俗文化財指定を受けたことをお話ししています。
現役で龍勢を製造している人だけでなく、長い歴史を残してきた歴代の龍勢師さんのおかげでこのような結果に繋がったというお言葉でした。
口上披露が始まりました!
上の原会バージョンに考えられた口上も披露され、会場の熱は上がっていきます。
龍勢祭当日にマイク越しに聞く口上ももちろん迫力があって格好いいのですが、目の前で聞く口上もやっぱり格好いいです!
そして、龍勢祭のビデオ上映が始まりました。
打ち上げが終わるごとに、みんなで拍手!
上手く開いても、そうでなくても、それが龍勢なんです!
様々な思いを抱えながら製造、祭当日を迎える皆さんだからこそ分かる気持ち。
そのような姿を見ていると、早くも今年の龍勢祭が楽しみで仕方ありません。
最後に秩父締め!
龍勢に懸ける熱い想いを伝え、閉会となりました。
今年の龍勢祭は、国の指定を受けた影響で例年以上の観客来場が予想されています。
安全、安心な龍勢を意識する気持ちは、皆さん一緒です。
龍勢サポーターズとして出来る事をさせて頂きながら、楽しいお祭りになるように頑張っていきたいと改めて思いました!
写真・文/めぐみ