2019年 櫻龍会「筒彫り」
- 2019/06/12
- 20:00
取材日:5月25日.26日
みなさんご無沙汰しております!
全国的に5月としては異例の真夏日で、うだるような暑さだったこの日どうお過ごしでしたでしょうか?!
取材当日、秩父市も最高気温が32℃とメチャクチャ暑い中、櫻龍会が筒彫りをされているとの情報をもらったので取材にいってきました♪
作業場にお邪魔した時には墨入れが終わりこれから荒彫りが始まるところでした。
墨に沿って切れ目を入れるのですが、攻めすぎて墨より深く切れ目を入れ過ぎないよう細心の注意を払いながら丸ノコを入れていきます!!
丸ノコで切れ目を入れ終わったら次は、ノミで使い切れ込みの間に残っている木を彫っていきます。
ノミを使って大まかに筒内部の木を削り終わり、荒彫りがほぼ完了しました!!
ここからは筒内部の半径以上削りすぎないように更に慎重に作業を進めていきます。
半径以上削り過ぎたり、逆に削り残しがあると火薬を詰め込む際に均一に火薬が詰まらなかったり、打ち上げ時に火薬の燃焼圧に耐えられなくなる可能性があるからです。
半径のゲージを何度もスライドしながら当たる箇所を調べつつノミとカンナを使用して慎重に彫っていきます。
真剣な眼差しで作業している姿がメッチャかっこええんすよ(〃´∪`〃)ゞ
ほぼ仕上がった筒がコチラ!
ここまで会員の方の作業を見守ってきた棟梁が最終チェックをしてOKが出たら完成です!!
今年の櫻龍会は「攻めます!!」の一言も頂いたので、龍勢祭本番が楽しみですね☆
取材させて頂いて、ありがとうございました!
今年も龍勢サポーターズは出来るだけ多く流派の情報をお伝えすべく取材を行っていきたいと思っていますのでお楽しみに!!
写真/文 内海
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