2019年 白雲流 『筒彫り』
- 2019/09/01
- 20:00
取材日:8月25日(日)
筒彫り作業されている横で、矢柄を持ち上げ重心を調べる作業をされていました!
取材に伺ったのが午後だったので内彫りはほぼ終わっていましたが、これから筒が合わさる部分に鉄板を入れる作業をされるそうです!
ノミで軽く切れ込みを入れ、鋸を使って溝を彫っていきます。
約1cm幅の鉄板を二つの筒に均等に入るように微調整しながら彫っていきます。
なぜこの鉄板を入れるのか聞いたところ、タガを掛けて筒を固定するだけでは火薬が燃焼した時の圧力に合わせた部分が負けてしまう事があるのでそれを防ぐために入れているそうです!!
完成してしまえば見えませんが、こんな所にも龍勢をうまく上げるための工夫をされているんですねヾ(≧▽≦)ノ
同じだけの深さに鉄板が入ってるか確認しながら、筒を慎重に重ね合わせていきます!
最後に重ね合した筒をズレがないか、しっかり密着しているかなどチェックして内彫りの完成です♪
筒彫り作業されている横で、矢柄を持ち上げ重心を調べる作業をされていました!
重心を調べることで、矢柄と落下傘を繋げるワイヤーの位置を決めるんです!
白雲流に伺うのは初めてで少し緊張していたのですが、温かく迎えて下さってありがとうございました!
毎年、見事な龍勢を打ち上げている白雲流の打ち上げ順は『19番』です!
会場に来られた際は是非お見逃しなく!!!
作業場のある場所が山の中腹辺りで、少し歩けば遠くに武甲山が見える見晴らしのいい場所で気持ちよかったです♪
写真/文 内海
スポンサーサイト