吉田小学校3年生 落下傘作り
- 2022/11/17
- 20:00
取材日:11月4日(金)
絵を描き終えたところで、8角形の頂点8カ所に丸い穴の開いたシールを貼り、鉛筆を使って穴を開けて紐を通して束ね落下傘の完成です!
龍勢祭が終わったといっても吉田の龍勢はまだまだ続いてます!
吉田中学校では6月から10月の文化祭まで、吉田小学校では9月から翌年の2月ミニ龍勢祭まで龍勢の伝承学習が行われています!
中学生は文化祭の発表前に龍勢祭で流派の口上をさせてもらっているのですが、文化祭以上に規模が大きいところで先に口上とかメッチャ緊張しますよねΣ(゚Д゚)
そして今回は吉田小学校3年生が落下傘の勉強をするということで取材もといサポートにお邪魔してきました(笑)
みち君「今日、落下傘で使う和紙は本物の龍勢でも使う「小川の和紙」なんだよ!凄く歴史のある貴重な和紙だから大切に使おうねー!」
1,300年の歴史がある小川の和紙の代表『細川紙』の技術は、ユネスコ無形文化遺産登録を受けている凄い和紙なんです♪
長方形の和紙を4回折って、ハサミで切ると8角形になるやり方をみち君に教わりながら皆で一緒にやっていきます!
途中折り方を間違えたりハサミで切る場所を間違うと8角形にならないので、みち君の話を真剣に聞きながら折りすすめ慎重に切ってみます✂
上手に出来たかな!?
みんなで一斉に開いてみよう!!
8角形に切れた和紙の下に、児童が描いてきた下書きを敷いて和紙に絵を写していきます!
みんな思い思いの下書きを写し、カッコいい絵、カワイイ絵が描かれていっていました!
…おや??
ずいぶん大きな児童がいますねー!あっ!!担任の先生でした(笑)
絵を描き終えたところで、8角形の頂点8カ所に丸い穴の開いたシールを貼り、鉛筆を使って穴を開けて紐を通して束ね落下傘の完成です!
紐が全て付け終わって、束ねた紐を引っ張って上手く落下傘が開くか手で振っているところです♪
上手く開くことが分かったら、束ねた紐の途中を結びそこに粘土で重りを付けます。
落下傘を上手く開かせるためには落下傘を吊っている紐の長さと重りで変わってくるので、体育館2Fから皆で投げてみてその後でいろいろ工夫してみよう!
ってことで、皆で投げてみることにしました!
流派ごとに「せーの!」の掛け声と共に一斉に落下傘が投げられました!
上手く開く落下傘・開かずに落ちちゃう落下傘・紐が絡まっちゃうなどいろいろありましたが、授業時間いっぱいまで児童達が工夫し納得いくまで何回もチャレンジしていました!
今回は落下傘の授業として児童一人一人の落下傘を作りましたが、次は流派の落下傘を作ることになります!
4流派、25人のちびっこ龍勢師たちがこれからどんな龍勢を造りあげていくのか2月のミニ龍勢祭が凄く楽しみです♪
写真/文 内海(うっちー)
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