潜入レポート! 龍勢奉納抽選会
- 2014/09/06
- 03:03
2014年8月31日
あの花イベント「あの花夏祭りFinal」が開催されている一方、龍勢の町「吉田」では、龍勢祭当日の龍勢の打ち上げ順を決定する「龍勢奉納抽選会」が椋神社にて行われました。

会場の看板

神社にはたくさんの龍勢師が集まっています。

まず最初に、龍勢製造~祭当日の無事を祈願する儀式が行われます。
神社内の様子

外で儀式を見守る龍勢師の皆さん

神主さんの太鼓の音が神社に鳴り響きます。

太鼓の音を合図に、儀式が始まります。
粛々と進行が読み上げられます。

儀式の様子

そして、最後にまた太鼓が鳴らされます。

こうして儀式は終了しました。
次に、神社の側にある社務所に移動しまして、いよいよ抽選会が行われます。
儀式での静かな様子から一変、賑やかな雰囲気になりました。

まだ白紙のままの奉納順番表。

今年はここにどんな順番で流派の名前が貼られていくのでしょうか。
ドキドキしますね。
抽選くじとなる棒の入った筒(龍勢筒に似ていますね)が机に置かれています。

最初に挨拶があり、そして、龍勢師による龍勢奉納抽選会が始まりました。

まず始めに、「龍勢を2本製造する流派」を3流派、抽選により決定します。
「え? 龍勢って、1流派につき1本製造するんじゃないの?」
そうです。基本的にはそうなのですが、ちょいと理由があります。
龍勢祭で打ち上げられる龍勢は毎年30本と決まっています。
現在、龍勢を製造する流派は27流派なので、うち3流派は“龍勢を2本”ずつ製造することができる、というわけなのです。
(※今回の抽選会では、正確には、あの花龍勢を製造する「櫻龍会」はすでに2本製造することが決定しているので、抽選で選ばれるのは2流派です。)
今回、「2本の龍勢を製造したい」と申し出たのは4流派。
しかし、当選枠は2流派のみ。
確率は1/2!
申し出た流派の代表者が前に並びます。

皆さん、緊張のお面持ちです。
見ているこちらもドキドキしてきます。
余談ですが、写真を見ると、龍勢師の皆さんは「封筒」を手にしてますよね?
実はこれには面白い裏話がありまして(笑)
昨年まではこの抽選も「木の棒」を使って行っていたのですが、長年開催される抽選会の中で、なんと、木の棒の“模様”から「ハズレの棒」が分かるようになってしまい(笑)、これじゃ抽選にならないよ!ってことで、今年は「封筒」を使っての抽選方法になったそうです。
野球のドラフト会議の様子をイメージしてくださると良いと思います(笑)
龍勢史上初!の抽選方法で大いに盛り上がる会場内(笑)

当選して大喜びの流派の皆さん

とても嬉しそうです(^^)
続きまして、打ち上げ順の抽選が始まる・・・と思いきや、まず「抽選する順番を決める抽選」を行います(笑)
そして、その後に打ち上げ順を決定する「本抽選」となります。
以下は本抽選の様子です。
各流派の代表者がくじを引いていきます。

白紙だった順番表に次々と流派名が貼られていきます。

残り少なくなってきた枠をかけて、さらにくじ引きに熱が入ります。

そして・・・
今年の龍勢の打ち上げ順が決まりました!

正式な奉納者名(龍勢祭のプログラムに掲載される名前)は祭り当日までに変更の可能性はありますが、打ち上げ順はこれで決定とのことです。
あの花龍勢は昨年と同じ、15番目(打ち上げ時刻13:00)です。

打ち上げ順を眺める龍勢師の皆さん

どのような思いで見ているのか、機会がありましたらお話をうかがってみたいと思います。
こうして、無事、抽選会は終わりました。

龍勢師の皆さん、お疲れ様でした!
抽選会終了後、龍勢保存会からの説明がありました。

大量の火薬を扱う龍勢。
それゆえに、製造にあたって何枚もの書類をあらかじめ保存会に提出する義務が各流派に課せられます。
龍勢師からの様々な質問に丁寧に答えていく清美さん。

さすがです。すごーすすごーす! かっけ~んすよ!(>∀<)
こうして、今年の龍勢の打ち上げ順が決まりました。
今年は吉田の空にどのような龍勢が打ち上がり、大勢の観客が湧きあがるのか、
とにもかくにも龍勢祭が待ち遠しいです(^^)
写真&文:しん
あの花イベント「あの花夏祭りFinal」が開催されている一方、龍勢の町「吉田」では、龍勢祭当日の龍勢の打ち上げ順を決定する「龍勢奉納抽選会」が椋神社にて行われました。

会場の看板

神社にはたくさんの龍勢師が集まっています。

まず最初に、龍勢製造~祭当日の無事を祈願する儀式が行われます。
神社内の様子

外で儀式を見守る龍勢師の皆さん

神主さんの太鼓の音が神社に鳴り響きます。

太鼓の音を合図に、儀式が始まります。
粛々と進行が読み上げられます。

儀式の様子

そして、最後にまた太鼓が鳴らされます。

こうして儀式は終了しました。
次に、神社の側にある社務所に移動しまして、いよいよ抽選会が行われます。
儀式での静かな様子から一変、賑やかな雰囲気になりました。

まだ白紙のままの奉納順番表。

今年はここにどんな順番で流派の名前が貼られていくのでしょうか。
ドキドキしますね。
抽選くじとなる棒の入った筒(龍勢筒に似ていますね)が机に置かれています。

最初に挨拶があり、そして、龍勢師による龍勢奉納抽選会が始まりました。

まず始めに、「龍勢を2本製造する流派」を3流派、抽選により決定します。
「え? 龍勢って、1流派につき1本製造するんじゃないの?」
そうです。基本的にはそうなのですが、ちょいと理由があります。
龍勢祭で打ち上げられる龍勢は毎年30本と決まっています。
現在、龍勢を製造する流派は27流派なので、うち3流派は“龍勢を2本”ずつ製造することができる、というわけなのです。
(※今回の抽選会では、正確には、あの花龍勢を製造する「櫻龍会」はすでに2本製造することが決定しているので、抽選で選ばれるのは2流派です。)
今回、「2本の龍勢を製造したい」と申し出たのは4流派。
しかし、当選枠は2流派のみ。
確率は1/2!
申し出た流派の代表者が前に並びます。

皆さん、緊張のお面持ちです。
見ているこちらもドキドキしてきます。
余談ですが、写真を見ると、龍勢師の皆さんは「封筒」を手にしてますよね?
実はこれには面白い裏話がありまして(笑)
昨年まではこの抽選も「木の棒」を使って行っていたのですが、長年開催される抽選会の中で、なんと、木の棒の“模様”から「ハズレの棒」が分かるようになってしまい(笑)、これじゃ抽選にならないよ!ってことで、今年は「封筒」を使っての抽選方法になったそうです。
野球のドラフト会議の様子をイメージしてくださると良いと思います(笑)
龍勢史上初!の抽選方法で大いに盛り上がる会場内(笑)

当選して大喜びの流派の皆さん

とても嬉しそうです(^^)
続きまして、打ち上げ順の抽選が始まる・・・と思いきや、まず「抽選する順番を決める抽選」を行います(笑)
そして、その後に打ち上げ順を決定する「本抽選」となります。
以下は本抽選の様子です。
各流派の代表者がくじを引いていきます。

白紙だった順番表に次々と流派名が貼られていきます。

残り少なくなってきた枠をかけて、さらにくじ引きに熱が入ります。

そして・・・
今年の龍勢の打ち上げ順が決まりました!

正式な奉納者名(龍勢祭のプログラムに掲載される名前)は祭り当日までに変更の可能性はありますが、打ち上げ順はこれで決定とのことです。
あの花龍勢は昨年と同じ、15番目(打ち上げ時刻13:00)です。

打ち上げ順を眺める龍勢師の皆さん

どのような思いで見ているのか、機会がありましたらお話をうかがってみたいと思います。
こうして、無事、抽選会は終わりました。

龍勢師の皆さん、お疲れ様でした!
抽選会終了後、龍勢保存会からの説明がありました。

大量の火薬を扱う龍勢。
それゆえに、製造にあたって何枚もの書類をあらかじめ保存会に提出する義務が各流派に課せられます。
龍勢師からの様々な質問に丁寧に答えていく清美さん。

さすがです。すごーすすごーす! かっけ~んすよ!(>∀<)
こうして、今年の龍勢の打ち上げ順が決まりました。
今年は吉田の空にどのような龍勢が打ち上がり、大勢の観客が湧きあがるのか、
とにもかくにも龍勢祭が待ち遠しいです(^^)
写真&文:しん
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